松阪の家庭教師です。今回は、「元素記号表の覚え方」について解説していきます。

スポンサーリンク

元素記号表は、別名「周期表」といい、元素記号表というより、周期表と書かれていることの方が多いです。この元素記号表を皆さんは、しっかり覚えていますか?

元素記号表の覚え方は、ずばり「語呂合わせが有効!」だと思います。詳しくは、周期表の覚え方!これを見れば、元素記号の暗記はバッチリだ!!をご覧ください。

しかし、元素記号表を覚えても、「それぞれの元素記号の特徴は言えますか?」と言われた時は、どうでしょうか?「炭素Cは、日常ではどのような物質に含まれるのか」とか答えられますか?

私は、学生のとき、元素記号の暗記はバッチリだったのですが、元素記号のそれぞれの特徴は、よく知りませんでした。つまり、元素記号を単なる暗号のように覚えていました。

どうせ覚えるなら、暗号で覚えるより、その特徴を知っていたほうが、本当の勉強になりますし、化学の面白さがわかると思います。

ここでは、「元素記号は覚えたけど、その特徴はよく知らない!」という人のために、それぞれの元素記号の特徴や、テストやセンター試験などの入試で出題されやすいポイントを一覧にまとめていきます。


①水素(元素記号:H、状態:非金属元素)


元素記号の特徴、テスト・センター試験などの入試で出題されやすいポイント】
・亜鉛(Zn)のような金属に、希塩酸(HCl)を混ぜると作ることができる。
 化学反応式:  Zn + 2HCl → ZnCl + H

・1族に含まれ、単体はHで存在し、無色、無臭の気体。

・気体の中で、一番軽い。

・水に溶けにくいので、水上置換法で集める。

・燃焼・爆発しやすく、少量の水素に、火のついた線香を近づけると、「ポン」という音がする。


②ヘリウム(元素記号:He、状態:非金属元素)


元素記号の特徴、テスト・センター試験などの入試で出題されやすいポイント】
・18族に含まれ、水素の次に軽い気体。つまり、地球上の気体の中で、2番目に軽い気体。

・希ガス元素のため、単原子分子として存在し、他の元素とは反応しない。

・空気より軽い気体のため、日常では、風船や、ガス気球など、浮かすために使われている。

※テストや入試で出題される可能性は低いと思いますが、ヘリウムは、吸い込むと、自分の声を一定時間変えることができます。上の動画にあるように、よくバラエティー番組や、面白グッズとして使われたりしています。こちらの方が有名です。


③リチウム(元素記号:Li、状態:金属元素)
元素記号の覚え方

元素記号の特徴、テスト・センター試験などの入試で出題されやすいポイント】
・1族に含まれる固体で、アルカリ金属。

・アルカリ金属は空気中で酸化されるため、石油中に保存する。

・リチウム電池として、日常で使われている。


④ベリリウム(元素記号:Be、状態:金属元素)
元素記号の覚え方

元素記号の特徴、テスト・センター試験などの入試で出題されやすいポイント】
・2族に含まれる固体であるが、アルカリ土類金属ではないので注意。


⑤ホウ素(元素記号:B、状態:非金属元素)
元素記号の覚え方

元素記号の特徴、テスト・センター試験などの入試で出題されやすいポイント】
・13族に含まれる固体。

※テストや入試では出題頻度が少ないですが、日常ではガラスのボウル、耐熱性の試験管やビーカーにホウ素は、利用されています。


⑥炭素(元素記号:C、状態:非金属元素)
元素記号の覚え方

元素記号の特徴、テスト・センター試験などの入試で出題されやすいポイント】
・14族に含まれる固体で、共有結合の結晶。

・結合の仕方や、結晶構造の違いがあるため、化学的性質の異なる同素体がある。同素体はSCOP(スコップ)と覚えておくとよい、

・同素体の例として、正四面体構造のダイヤモンド、層状構造の黒鉛、他にも、サッカーボール構造のフラーレン(C60)がある。

・ダイヤモンドは、電気を通さないが、黒鉛は電気を通すため、電気分解の電極や、日常では鉛筆の芯に利用される。


⑦窒素(元素記号:N、状態:非金属元素)
元素記号、窒素
【元素記号の特徴、テスト・センター試験などの入試で出題されやすいポイント】
・15族に含まれ、単体はNで存在し、無色、無臭の気体。

・構造式はN≡Nの直線構造で、三重結合をもつ。

・空気中に約78%含まれる。空気中での酸素との比は、約4:1

・窒素はタンパク質の成分となり、植物の成長に最も必要なことから、肥料の三要素という。

スポンサーリンク