こんばんは、センター試験が今年も近づいてきましたね。ということで、今回は センター試験の裏技を紹介していきます。

センター試験は、マーク式の問題なので、場合によっては、下の裏技が使えるときがあります。私も、マーク式の問題を解いたときに、この裏技を使ったことがあります。

「これは、役に立つ!」というものや、「本当かよ?」と思う部分もあるしれません。あくまで、「裏技」ということで、参考程度にしてください。

それでは、どうしても回答に迷ったときに使えるかもしれない「センター試験の裏技」をこれから少しずつ紹介していきます。

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答えになりやすい番号【全科目で使える裏技】

センター試験の裏技

これは、他のサイトでもよく紹介されている有名な裏技です。センター試験でわからない問題が出てきたとき、「何番にマークすれば、正解になりやすいか?」という裏技です。

結論から言うと、センター試験で答えになりやすい番号は、「2か3」です。昔のセンター試験では、統計的に3が一番多いとされていましたが、最近のセンター試験では、2が多くなってきているようです。

なので、例えば、自分の答えが2か4で迷ったときは、2にした方が、正解になる確率が高くなるというものです。

あまりこの裏技に頼りすぎるのも危険ですが、センター試験で、全然わからない問題が出てきたときは、「2か3」にマークするのもありかもしれません。

興味のある人や時間に余裕のある人は、センター試験の過去問を購入し、正解番号の数を調べてみるのもおもしろいかもしれませんね。ちなみに、2と3の次に正解になりやすい番号は5のようです。



答えの番号が連続する数【全科目で使える裏技】

センター試験の裏技

センター試験の過去問などをマークシートを使って解いていると、自分の答えが1、1、1など、同じ番号が連続することがしばしばあると思います。このようなとき、「こんなに同じ番号が並ぶのか?」と不安になったことがありませんか。

「センター試験で、同じ正解番号が連続する数はどのくらいあるのか?」と、統計を取った人がやはりいます。その人の統計によると以下の結果になったようです。


2、2のように、同じ答えが2回連続する可能性       → 全教科で、多数

3、3、3のように、同じ答えが3回連続する可能性     → 全教科のうち、1科目~4科目程度

4、4、4、4のように、同じ答えが4回連続する可能性   → 全教科のうち、1科目あるかないか

5、5、5、5、5のように、同じ答えが5回連続する可能性 → 過去のセンター試験では、無し


以上のデータから、答えが、2回連続することはありえますが、3回連続となると、正答の可能性が少し低くなるので、自分の回答がどこか間違っていないかを再チェックする価値があります。



■空欄から答えを推測する。【数学で使える裏技】

センター試験の裏技

皆さんなら、上の問題をどのように解きますか?おそらく、「解の公式」か「たすきがけ」で解く人が多いと思います。しかし、解の公式は、実際に解いてもらったらわかると思いますが、めちゃくちゃ面倒臭いし、時間がかかります。

ということで、この問題は、たすきがけで解くのが良いでしょう。そもそもこの問題は、空欄をよく見ると、解xに√(ルート)が入っていないので、必ず因数分解ができるということがわかります。まずこれがセンター試験の数学ならでは裏技です。

では、実際にたすきがけをしていきましょう。ただ、たすきがけをするにしても、数字の組合せを適当にしていてはなかなかできません。そこで、もう一度空欄の形を見て、センター試験の特徴をうまく利用しましょう。

センター試験 裏ワザ

後は、①の式と①を展開した式である 12x+19x-10=0のxと定数項を比較すれば、

イウ × 1 =12 より、イウ=12  

ア × エオ =-10なので、アは一ケタの数で、エオがマイナスの一ケタの数ということが推測できます。ちなみにア、エオの答えは、ア=5、エオ=-2です。


上の解説では、少し変わった言い換えを使いましたが、センター試験の問題に慣れてくると、この問題なら、空欄を見た瞬間に、「たすき掛けの組合せを12×1にしないとダメだな」ということがわかるようになってきます。

このように、センター試験では、空欄を利用するとたすき掛けが楽になるときがあることを覚えておいてください。なお、たすき掛けがよくわからない人は、たすきがけのやり方!これで因数分解ができまくる!を参考にしてください。


センター試験の裏技、数学

他にも空欄を利用できる問題を紹介します。少し古いですが、上の問題は2003年センター試験の数学ⅡBで出題された問題です。この問題も空欄の特徴をうまく利用すると、簡単に答えを出すことができます。

例えば、(2)の問題なら、a<0、b<0、c<0、d<0として解いていく人が多いと思います。ここで、(1)のように、a=0、b=0、c=0、d=0を解いてみると、

センター試験のウラ技、数学

これらのxの値と空欄セからヌの解答欄を比べると、セソには②、タチには④、ツテトには①、ナニヌには③の解答がぴったり合うのがわかると思います。

どうしても解き方がわからない時や、時間が足りないときは、このような裏技を知っているだけでも、時間の節約ができ、得点につながることがあります。

もちろん、いつでも使えるとは限りませんが、日頃から空欄の特徴を意識して解いていると、他にも使える場面に気づくことができると思います。少しずるい裏技ですが、できる限りセンター試験の特徴である空欄をうまく利用しましょう。



試験日が近づいてきましたので、ここからは、精神面で使えるような裏技を紹介します。

■緊張をやわらげる方法(全科目で使える裏技)
センター試験の裏技
センター試験当日は、当たり前ですが、緊張する人が多いと思います。センター試験の最初の科目は、英語から始まり、私は当時、めちゃくちゃ緊張して、英語の長文に線を引いたとき、手が震えて、フニャフニャの線になったことを今でも覚えています。

もし緊張したら、手のひらの中心の労宮(ろうきゅう)を、5秒くらい「じっくりと押して、ゆっくりと離す」動作を5回ほど繰り返して下さい。労宮は、緊張を和らげるツボです。

労宮は指を握ると薬指の先端があたる所にあります。つまり、握り拳をしたときに、薬指が当たるところが労宮です。また、ガムを噛む、チョコレートなどの甘い物をとる、体を動かすのも緊張緩和や集中力を高めるので、よかったらお試しください。

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